
4/9・10・11に、京都国土問題研究会の先生方にきていただいて、風力発電計画予定地を実際に歩きながら地質を調査しました!
9日は奥神賀山、10日は茂ノ森(風況ポール1号がたつところ)と松尾越を調査することができました。
ただの斜面だな〜と思っていたところが、実は地すべり地帯だったり、ただの石だな〜と思っていたものが、実は2億年も前のものだったり。
知らないとわからなかったけど、先生方とはなしながら現地を実際に歩いて、自分の目でみて、さわって、知ることができたら、こんなにも長い年月をかけてできた自然を人間が勝手に壊すことはしてはいけないと改めて感じました。

山の命は、表層から数十センチにかかっているという先生のことばがとっても印象にのこっています。
上から10センチ(黒っぽい土)に栄養のある土があり、その下に20〜30センチのローム層(茶色っぽい粘土)があって、その下から徐々に岩盤になっていくという地層で、山の植物や動物はこのローム層までの土によって生かされているそうです。
水を蓄えてくれてるのもそこです。1年分の水をためる力があるそうです。
そこを削ったらいけないです。


今回の調査の報告書は5月末ごろにだしていただける予定です。
あらためて先生方から報告会をしていただけるように計画しているので、決まったらまたご連絡します!
(追記)
▼報告書全文
250610 国土研報告書
▼要約版
国土研報告書 要約版
▼おサル版(さらにわかりやすい要約)
国土研報告書 おサル版