
[公開日:2025年7月29日]
昨日7月28日、(仮称)嶺北香美ウィンドファーム事業に関して、1号風況ポールの工事の中断を求める文書を提出しました。
提出後に記者会見も行いました。急なご案内だったため来場者は限られましたが、複数の取材依頼もいただいています。
今回のお願いの背景には、私たち住民が抱く不安があります。 特に、まずは対話を通じて理解し合いたいという思いから、意見書と公開質問状を用意しました。
香美市とはこれまでも丁寧に対話を重ね、市としての立場や考えも理解をしています。 そのうえで、事業者とも安全性や計画の進め方について、納得できる形で言葉を交わしていきたいと感じています。
説明会では質問の機会は設けられてきましたが、専門的な内容には十分に踏み込めず、抽象的なやりとりにとどまりました。 その経験から、文書で丁寧に言葉を交わすことが重要だと実感し、今回の提出に至りました。
私たちの不安
① 地盤の安全性 専門家による調査で「過去に大規模な地滑りが起きた地域で、現在も地盤が動いている可能性がある」との指摘がありました。開発の安全性を再確認していただきたいと考えています。
② 古い地質図の使用 事業者の資料には50年前の地質図が使われており、「なぜ最新の情報を使わないのか」という疑問が、かえって不安を生んでいます。
③ 理解が深まらないまま工事が進むこと 風況ポール設置は、将来の本格的な建設に向けた最初のステップ。専門家の指摘が残る中で、十分な説明や理解がないまま工事が始まることに懸念を覚えています。
このまま声が届かないまま次に進んでしまえば、将来的な規模の大きな工事ではどうなるのか──そんな思いから、今、立ち止まって話し合うことが大切だと考えました。
私たちの願いはシンプルです。
まず、工事を一旦中止し、納得できる対話を。
今後も市との関係を大切にしながら、事業者とも誠実に向き合い、文書でのやりとりを通じて建設的な対話を進めていきたいと考えています。
